PHPによるWordPressカスタマイズブック

Perl言語のお勧め本を紹介しましたので、つぎはWordPressの本をご紹介します。

Perlでも、ブログサイトやショッピングサイトを作ることができます。もちろん、それが本業の方もおられます。しかしながら、セミプロレベルの人が、Perlでブログサイトを作ろうとしますと、おそらく作り上げることはできないと思います。なぜか、難易度が非常に高いからです。

じゃぁ、素人が自分専用のブログサイトを作ることはできないのか?
ご安心ください。WordPressというブログサイト構築するための最強の道具があります。サイトを作るだけなら、5分も必要ありません。あれとこれをダウンロードして、これとそれをアップロードして、あっちとこっちを入力すれば完成。もちろん、最初から用意されている画像などが表示されますので、「あそこのサイト」と同じような見た目になってしまいますが、ブログを登録するだけでしたら、5分後にはあなた専用のものができ上っています。

ただ、WordPressの見た目を少し変えたいとか、WordPressがどうなっているのか、を知りたくなりますと、たちまち難易度が高くなります。まぁ、正直に言いますと、WordPressをきちんと説明した本があまりありません。大事なのは、「きちんと」の部分です。大体なら、WordPressを使い始めますと、何となくわかります。でも、きちんと理解をしないと、色々と手に入れることになるとセミプロレベルの人でも手に負えなくなるでしょう。

次の本は、WordPressをきちんと、紹介しています。ごまかしていないということです。(少しコンピュータ言語が使えるという人が書いた本がコンピュータ言語の本には多すぎますからねぇ)

同じ著者が書かれたWordPressとPHP、MySQLの本もお勧めします。私もまだ読んでいませんので、内容を紹介できませんが、目次が公開されています。、これだったらWordPressをカスタマイズするのに、必要な内容だと分かります。早速購入しようと思います。(2014年1月20日購入・入手)書籍名:WordPressで学ぶPHPとMySQL

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Perl言語プログラミングレッスン[入門編]

私のインターネットの経験はかなり長く、当初からCGIでプログラムを作るのが目標の一つでした。

CGI(Perl)の本をいくつか購入し、取り組みましたが、色々と問題があり、4~5回は挫折をしました。それらの本のどれもが、「このように作って」といったようにサンプルプログラムを提供してあり、それを入力するだけなのですが、まず動きません。ところが、その動かない原因が分からない。本を全部読んでも結局のところは原因が不明で動かないことばかりでした。

もちろん、いくつかは動くのですよ。全く動かなければ、本の内容が悪いか、私のプログラム入力方法に問題があるか、ですから、手段を変えれば結果は変わるはずです。しかし、一部が動かない、それも、「これがやりたくて」という一番欲しているプログラムが動かないのです。

この本は、アプローチの方法が違います。問題が起こりそうなところは、「こうしちゃダメよ」と書かれています。それに、この方法でも動くけれど、別の方法でも動くのだよ、と書かれているので、安心感があります。もちろん、最初に紹介されている方法でも動くので、「これがダメだったら」という紹介の方法ではないわけです。

ようやく、私はCGI(Perl)を作ることができました。本当に助かりました。この本が、20年前に出ていれば、今とは違ったスキルを持った人になっていたかもしれません。

というわけで、CGI(Perl)を習得したい人には、大変お勧めの本です。
この本に加えて、同じ著者の書かれた本もお勧めです。

CGI入門の両方の本は、絶版になっていますので、古書からどうぞ。

ワープロ作文技術

木村泉著、岩波新書
文章を書くのが苦手です。いや、嫌いです。
長年、色々かいて見ますが、どうしても上達しません。思いを文章にするのが苦手というよりも、思いを伝えること、そのものが苦手だから仕方が無いのかもしれません。
しかし、この本を読んで、文章を書くのもよいかな?とおもいました。自分でも書けるかも?と勘違いをさせてくれる本です。(笑)
『ワープロ~』とあるように、まだまだパソコンよりもワープロ専用機が文章を書くための道具として君臨をしていたころの本です。
もちろん、今でも十分役に立ちます。
文章ってどうかけば?と悩んでいる方に、特にお勧めです。
絶版になっていますが、アマゾンなら1円(送料は250円、2010年11月9日現在)で買えます。
おひとついかが?

ドラッカー

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が、人気らしい。秋元康さんの仕掛けらしいので、売れるのは当然でしょう。

私は、好きではない企画なので読みませんが、せっかくなのでドラッカーの本を読もうと思いました。で、せっかくなので、エッセンシャル版ではなく、全文を読もうかと。英語が読めればBESTですが、あいにく苦手なので、翻訳版で。4分冊になっていて、各巻約400ページあります。うーん、読めるのか?

我ながら、やっちゃったかと思っていますが、こんなことでもないと(売れ筋本を読まずに、オリジナルを読もうとすること)、古典を読む機会がないので、読んでみましょう。
とりあえず、第1巻を買いました。読み始めると、結構面白い。ここで、内容が紹介できるように頑張りましょう。

地平の月はなぜ大きいか

副題「心理学的空間論」(苧阪良治{おさかりょうじ}、ブルーバックス)

25年ほど前に買った本。
あなたは、なぜ地平の月が大きく見えるか知っていますか?
実は、この本を読んでもよくわかりません。
何より、この問題はまだ解明されていないようなのです。(2010年の現在でも解明されていないと思います)

紹介されている学説にも、
屈折説
瞳孔拡大説
水晶体扁平説
比較説
対比説
視線説
水平視角説
周辺視説
介在説
遠景説
天対形状説
があります。よく、言われるのが比較説や屈折説だと思いますが、アリストテレスの時代から唱えられている説もあって、興味深いです。
これらの学説の分類にも異論があり、学説そのものもすっきりしないようなのです。

哲学、心理学、科学などの分野から研究をしても分からないなんて、面白いですね。
まぁ、お月見の時には大きい月のほうが見栄えが良いので、月が大きく見えるような目の構造になったのでしょう・・・。逆かも。月が大きく見えるからお月見の習慣ができたのか?
いやいや、素人のおバカな考えを書いていると、笑われちゃいます。

心が疲れた時に、色々と想像をしてみると面白いかもしれません、ね。

こんな本もありました。